• HOME
  • ジャパンウールプロジェクト(JWP)協議会の趣意書

ジャパンウールプロジェクト(JWP)協議会の趣意書

2022年2月28日

牧場各位

ジャパンウールプロジェクト(JWP)協議会の趣意書

2022年の羊毛の買い取りと、羊毛の「目合わせ」ミーティングのご案内について

 早春の候、牧場様におきましては仔羊が生まれてにぎやかに、また夜昼なく忙しくされていることと存じます。2019年に有志ではじまったジャパンウールプロジェクトですが、去年2021年1月に、よりたくさんの方々が参加しやすくなるよう協議会として設立いたしました。今年2022年は一番の課題、品質の向上と流通の効率化、そしてこのプロジェクトが持続していけることを目指して始動いたします。まずは牧場と工場の現場を理解する場をつくりたいと思っています。ここに羊毛買い取りと、「目合わせ」のミーティング日程に関するご案内をお送りいたします。たくさんの牧場様にご参加いただけますようお願いいたします。

ジャパンウールプロジェクト協議会設立趣意

日本のめん羊産業は規模が小さく、原毛の大半が未利用のままとなっています。国内ではサフォークをはじめポールドーセット・チェビオット・コリデールなどが主な品種です。それは豪州のメリノとは違う、クリンプが豊かでふくらみのある毛質が特徴です。日本人の暮らしをより豊かに楽しいものにする力を秘めており、これを速やかに展開するため本協会を設立します。

目標: ① 地産地消をはじめとしたサステナブルアクションの重要事例となる。
② 一般消費者に向けてウールの優位性を訴求できる。
目的: ① 日本国内のめん羊より産出される羊毛を資源として活用。
② 国内のめん羊牧場を側面より支援する。
活動内容: ① 毛刈り及びスカーティングの講習会、羊毛の「目合わせ」のミーティング等。
② 物流と加工ルートの構築。
③ 収集した原毛の評定、牧場へのフィードバック。
④ 需要家への分配。

JWPの役割は需要家への洗いあがり原料の分配までであり、そこからの商品開発及び販売活動は、各需要家にて行っていただきます。

組織体制

組織名:ジャパンウールプロジェクト協議会

事務局:日本羊毛産業協会内

代表者:水森吉紀(東亜紡織株式会社   代表取締役社長)

事 務:一井伸一(日本羊毛産業協会 専務理事)

メール:jwoolproject@gmail.com

所在地:〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町2-5-8 綿業会館4階 日本羊毛産業協会内

電話番号:06-6231-1563 FAX番号:06-6231-1576

理事:伊藤 核太郎(国島㈱代表取締役社長) 本出 ますみ(スピンハウスポンタ代表)

今井 康隆 (泉州羊毛工業㈱代表取締役社長) 早川 典雄 (森保染色株式会社社長)