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羊毛について

SPIN HOUSE PONTA.の羊毛・フリースは、世界の色々な国から届きます。届いた羊毛・フリースは広げて、丁寧にチェック。

ウールクラッサー(羊毛鑑定士)の本出ますみがフリース一頭一頭の毛番手(繊維の太さ)、クリンプ(巻縮)、色、重さを確認します。そのフリースの平均的な1ステイプル(一房)を取りだし、データをとりお客様のニーズに合わせて出荷できるようにしています。

格付けされた羊毛・フリースには、スピナッツの採点表を添付します。そこには、国・牧場名・色・毛番手・毛長・毛量・そのフリースの特徴・グレード、そして価格が記入されています。この採点表を参考にしていただき、次回ご注文の際、「もう少し細いもの」や、「弾力のあるもの」などご要望をいただければ、できる限りお応えしていきたいと考えています。

<羊毛の毛番手「s・セカント」について>
1ポンド(約450g)の洗毛トップ(コーム=櫛を通した羊毛)から560ヤード(約512m)のカセがいくつできるかという羊毛の繊維の太さを表す英国ブラッドフォード式の単位です。
数字が大きければ大きいほど細くなり
100s、90s、80s、70s、64s、60s、58s、56s、54s、52s、50s、48s、46s、44s、40s、36sと、偶数で表記されます。
また、「s・セカント」と併用して羊毛取引の現場では繊維の断面の直径を表記する「μ・ミクロン(18μ〜40μ)」も使われています。
SPIN HOUSE PONTA.の採点表では、「s」と「μ」の両方で羊毛の毛番手を表記しています。

​1頭ごとの毛質のキャラクター、毛の番手、毛の長さ、毛の色、どこからやってきた羊なのか…。天然のものなので、どれひとつとっても同じものはありません。

一つ一つの羊毛のご注文に沿って、スタッフが丁寧に選んでいます。

お客様のご要望に応えられるよう、ご相談させていただくこともございますので、なにとぞご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。